吉村 祐樹 助教

吉村 祐樹 助教

■ 研究テーマ

インテリアプロダクト・エレメントに関する研究

■ 担当科目

住居・インテリア設計基礎実習、設計製図実習、エレメント設計論、
ワークショップ、住居・インテリア特論、インターンシップ

吉村研究室からのお知らせ

吉村研究室について

吉村研究室(以下、吉研とする)では、主に空間に関わるモノ(家具や照明など)について
研究・設計・制作を行っています。モノ(プロダクト)について学べる学部・学科としては、九州産業大学芸術学部生活環境デザイン学科があります。家具・家電や生活雑貨、自動車などの製品デザインを中心に学ぶことができます。吉研が所属する建築都市工学部住居・インテリア学科では、主に、建築の中でも住宅やインテリア空間の意匠・環境・構造の設計・施工について学んでいます。そのような環境の中で吉研は家具や照明、照明器具について研究しています。ゼミ生たちには、「住居やインテリアの空間づくりを学んでいるからこそ、生み出せる家具や照明器具があるはずだ」と問いかけながら活動しています。
これから、吉研の活動内容についてご紹介します。主に以下の内容を実施しています。

  • ① 卒業研究
  • ② 福岡・大川家具工業会と連携した家具開発(プロジェクト型教育)
  • ③ 和紙を使った灯りの制作と作品出展
  • ④ キッチン・椅子の人間工学的研究

いくつかの内容について詳細をご紹介します。

【卒業研究について】

平成30年度は2名の学生が共同でコミュニティカフェの中に「コミュニケーションを誘発する家具」を設計・制作しました。6角形を3つ組み合わせたテーブルで、一般的な四角いテーブルに比べ角度がつくことでお互いの視線が交わり会話がしやすく、またテーブルの組み合わせ次第で数名から10名程度までに対応できるようになっています。設計・制作した家具はこれから実際にカフェで使用します。(写真1)

【プロジェクト型教育について】

協同組合福岡・大川家具工業会との産学連携および生活環境デザイン学科との学部間連携の活動は、2018年で4年を迎え、様々な家具・雑貨の企画開発をしてきました。試作品は学外にて展示会を開催し、合わせて展示計画も行っています。
(写真2)プロジェクトに関わることで家具業界への理解を深め、平成30年度は、2名が家具製造関連企業への就職が決まりました。
成果品の展示風景(大川春の木工祭り)
以上、一部ではありますが吉村研究室の活動について紹介しました。家具設計に興味のある方は、ぜひ芸術学部や吉村研究室を訪ねてください。今回ご紹介できませんでしたが、私は、和紙職人の経験があります。和紙に興味がある方もぜひご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

写真1 卒業設計作品(設計者:平川・宮原)
写真2 成果品の展示風景(大川春の木工祭り)
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